さくら

  • 桜のじゅうたん

わたしの住んでいるところも桜の咲き乱れる季節になりました。

以前住んでいたところで見かけた桜は白に近い色の桜の花びらで、それが散ってあたりを埋めているときは真っ白が余計に目立つものでした。

いま住んでいるところでは濃いピンクの花びらをよく見ます。

散って地面に落ちた花びらが道路やらを埋めている様は、以前見たものよりずっと華やかで、ああ春だなと思うのと同時に、秋に見た落ち葉の絨毯を思い出しました。

ただそれだけなのにとてもうきうきとした気持ちになる。

 

  • こわい月

真っ青のベールがかかって朧月。

いつもだったらうつくしいものを見たと思うはずが、海洋生物のようなおそろしさを感じた。

時が過ぎて、黄色い目玉焼きのような朧月。

たいへんおいしそうで、ただの夜空とそこに浮かぶ月だというのに色味のほんのちょっとの違いでこんなにも印象が変わって見える。

神秘がまだまだ月には残っているみたいです。