一日の氷

溶けてしまう前に

いい日

道中不快な思いをした。
車内の誰かを中傷する、あたまのやばい人たち
着飾っているけどそれも霞むやばさ
はやくどこかへ行きたかった。

でも、今日という日が、ああもうあと二時間で終わるんだと惜しむ気持ち、郷愁のような気持ちになった。
今日は明日は早く過ぎますようにといつも願っていた。いつも死ぬことを考えて、それはメメントモリではなく終幕を待ち望んでいるからであって、楽しい気持ちより決定的な絶望失望の方がどんな時も底の方に、床に、横たわっているからで、私の人生を彩るなかで普通の人のような喜びはどんだけあるかなと考えてるのと同じで、どうしても叶わない「ふつう」が耐えがたい苦しみであるから。
だから今日楽しそうにしててよかった、私もとっても楽しかった、なのに終わってしまうんだと、過去になってしまったんだと少し、愛しいものが電車を降りていった時のさみしさを感じている。
全くの他人で、私はただのファンで認識だってされてないだろうけど、それでも今日は、終わるのが惜しい日になった。
いい日になった。

ずっと好きなアーティストのライブに行きました。